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私がモンスターペーシェントになった日(すごく長文)

 投稿者:ペタンコ  投稿日:2009年10月 1日(木)14時26分3秒
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  みなさん、こんにちは。

ペタンコは今、自己嫌悪でどうしようもなく落ち込んでいます。
先日、自分がモンスターペーシェントになったからです。

ことの発端は、仕事中のちょっとしたケガ。

興奮しすぎてケガしそうだった子を抱きとめようとしたら、「はなせよ!」って
その子が飛び跳ねたから、その子の頭が私のあごを直撃。
子どもも相当頭は痛かったみたいだけど、私の方もダメージが大きかった。

気は失わなかったけど、「ああ、脳みそが揺れてる」って思いました。
めまいがしたりして、30分以上休まないと仕事ができませんでした。

外傷はなし、頭を打った時に出そうな危険な症状もなし。
だから、一晩は様子を見ることにしました。

次の朝。頭と首から背中にかけてが少し痛みます。
今日も午後は仕事。
念のため病院に行くには午前中しかない。
しかし、何科を受診するべきなのか?
頭に衝撃があったのだから脳神経外科か、首を痛めているなら整形外科か?
決められないから、混んでいるのを承知で、総合病院へ。

結局、その日、その病院で自分の納得いく診察を受けることはできませんでした。
色々な悪条件が重なったようで、受診すべき科を正しく教えてもらうことが
できなかったからです。
間違って案内された科で、「これはとりあえず脳神経外科に行かれた方が良いですね、
今からそちらへ」と言われた時には、もうこれから初診手続きをして待って
受診するには時間が足りなかったのです。

その時、とても具合が悪ければ仕事を休んででも受診したのですが、「軽い症状が
あり念のため」ぐらい。しかも仕事中のケガだから、「昨日のあのケガがそんなに
ひどいなんて」と職場で大騒ぎになるのも嫌だし。
だから、緊急性がないならということで、帰宅しました。

本当は、受診する科が正しく教えてもらえなかったことに腹が立っていました。
でも、ただでさえ体が辛くて精神不安定だったから、その精神状態で文句を
言い始めてしまったら、自分がどうなってしまうか、それが怖かった。
だから、やめました。

仕事に行く少し前から、頭と首の痛みや違和感がちょっと強くなっていました。
しかし、周りからも「今日は無理しないで」と気遣ってもらいながら、何とか
仕事を終えました。
さて、どうしよう。
冷静な気持ちだったら、翌日まで待てました。
でも、体が辛いことで冷静さを欠いていました。

2次3次の救急をやっている私の朝行った総合病院。
救急車で運ばれる場合は、その時受け入れ不能でなければ、
あらゆる病気やケガに対応しています。
しかし、軽症の場合は、夜間は外科系はダメなのです。
それは、自分じゃなく他の受診にきた人がそう言われていたのを
以前に聞いて、知っていたはずでした。
しかし、朝方診てくださったドクターが、「もしとても具合が悪くなる
ようなら(意識がおかしくなるとか吐き気がするとか)、救急外来に来たら
いいです」とおっしゃったので、そういうふうに重症じゃないのに、
何だか頭が「○○病院には行ってもいいんだ!」って変な思い込みを
していました。
だから、○○病院で「そういう症状でしたら、よその病院に」と
言われた時、文句を言ってしまったんです。
そうしたら、私に対する病院のかたの印象もどんどん悪くなるし、
余計な誤解もされるし、どんどんめちゃくちゃになっていきました。
結局、状況がどんどん自分にとって悪くなっていくのがわかったので、
受診はとりやめました。
そして、教えてもらった脳神経外科の当番病院に電話をかけました。

当番病院は2件ありました。
結果として2件とも、「今、患者さんがたくさんいて手一杯なので」と
断られました。
1件目では、「うちは今重症の患者さんがいて無理、もう1件をあたってください」
2件目では、「今患者さんがいっぱいいて無理です、緊急性がないなら明日に
してください」でした。

冷静な時、自分が当事者じゃない時だったら、きっとそれに腹を立てることは
なかったと思います。
でも、2つの病院とも、今の症状、現病歴、かかりつけの病院、飲んでいる薬まで
細かく全部話した上で断られたから、「私が精神科にかかっている患者で
めんどくさそうだから断られた」という疑念をどうしても
振り払うことができなくなりました。

「今、患者さんがたくさんいて対応できないなら、それは症状を聞く前から
わかっていることじゃないのか?」

それがひたすら疑問でした。

断られた電話では、何も文句は言いませんでした。
黙って、受話器を置きました。

でも、悲しくて悲しくて、ずっと泣きました。

その時いた場所は、救急外来で断られた○○病院の敷地内でした。
これ以上、自分が取り乱してしまったら、今度は
「さっきトラブルをおこした患者がまた騒ぎを起こしている」と
大騒ぎにもなりかねません。

だから、頓服を飲むとかそういう自分でできる努力はしたうえで、
それでもだめだから、精神科のかかりつけの病院に電話をしました。
かかりつけ病院は、入院患者さんがいるから当直のドクターも
いるし、病棟の看護師さんもいます。でも、外来の患者が持ち込んで
くる相談をいちいち聞くような場所ではないのです。
だから、電話したりするのはダメなことなのです。
でも、それ以外に思いつかなかったら、そうしました。
そして、大迷惑をかけて長時間話を聞いてもらい、やっと落ち着き、
帰宅し、眠れないながらも夜を明かしました。

翌日は、精神科の看護師さんにも相談し、今受診するなら整形外科だろうと
いうことで、電話帳で整形外科を探して受診しました。
結果は、目に見えるような異常はないとの診断を受け、飲み薬とシップで
様子を見ました。

きっと、救急病院で電話に出た人は本当に忙しかったのでしょう。
重症な患者さんで手一杯というのもうそではなかったのでしょう。

でも、勝手なことを言うのを許してもらえるとしたら、
「緊急じゃないのなら明日にしてください(こちらは緊急じゃないとは
言っていなくて、症状を伝えただけです)」じゃなくて、
「今お聞きしたところでは、緊急性はなさそうですから、
明日あらためて受診なさったらどうですか?」というふうに
言ってもらえれば、素直に「それじゃあ、明日まで待つか」って
思えたと思うんです。

それにしても・・・。

○○病院は、地域の命の最後の砦。
今回みたいなことで、「ペタンコという患者は、厄介な患者である」という
レッテルを貼られてしまったら、本当に重症な時も本気にしてもらえないんじゃないかと
不安になってくる。

ペタンコはもうオオカミ少年になってしまったのかもしれない。

モンスターペーシェントを取り上げた情報を今まで読んできて、
自分がモンスターペーシェントになるとは思っていなかった。
ひとごとだった。
コンビニ受診も患者の心がけで防げるものだと思っていて、
批判していた。
でも私がしようとしていたのは、コンビニ受診そのもの。

とにかく、自分のことが嫌いです。
 
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