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先日投稿した、朝鮮半島専門家佐藤勝巳氏による「情勢報告」1・2について、同僚から「誤字・脱字・意味不明」等々の指摘を受けた。
これは誤字や脱字ではなく、録音を忠実に再現してあるのだが・・。
小生が依頼するときに「一字一句漏らさないように」とお願いしたため、実際の原稿には「う〜〜・あ〜〜・うん・だーー・ドーン・バーン」等々の擬音が随所に見られた。
あまりにもそれらが多く非常に分かりづらいため、目に付くところは削除してから投稿した。それでも分かりづらい。
それにしても、だ。
約40分ほどの話であったが、救う会の幹事の方々は、佐藤勝巳氏の話しからいったい何を得て、どう活用して行くのか。
あの話を一度聞いたところで、何の役に立つと言うのか。
どうも時間の無駄としか思えないんだが、まあ、それは大きなお世話でしょう。
「世論を集約する取り組み」を課題としてあげているようだが、情勢を読み違えている以上、それは不可能なこと。
まずそのことを救う会関係者は理解すべきだ。
佐藤氏の発言内容について、小生なりの分析をしておきます。
3・11の時点での佐藤氏の分析であるから、現時点までの実際の動向と食い違いがあるのはやむを得ないこととして、その点はご了承ください。
6者協議、合意文書について佐藤氏は、「支援規模の縮小」を手放しで評価している。
「6者協議に北朝鮮が参加してきた」と評価。
「中国が大きな変化をしている」と評価。
小生は、果たしてそれらが「評価」に値するのか?と疑問を持たずにはおれない。
支援額が縮小されたことなど、あの北朝鮮の体質を知っている者には、まったく評価対象にはならない。
なぜならば、もっと多額の支援を引き出す布石に他ならないからだ。
「日本政府も他の4カ国も、金正日体制の転覆を狙ってはいない」と発言し、それについて佐藤氏の意見はない。
「アメリカは融和的になっている。テロ支援国家指定解除、金融制裁解除に向かう。」佐藤氏はわかっていながら無反応。それとも・・?
佐藤氏は、北朝鮮への支援も、レジームチェンジを狙っていないことも容認しているのである。これ、ポイント。
「協力してくれないとお金は出しませんよ」と佐藤氏。
つまりは「協力してくれるならお金を出しますよ」と佐藤氏は考えているのだ。またそれが、日本政府の姿勢であろう。
「中国が100%に近い制裁を課している」と佐藤氏は言うが、核実験後一時的に往来するトラックは減ったが、実際の貿易額は前年度よりも増えている。
6者協議に北朝鮮が復帰した程度など、言うに及ばず。
6者協議の合意文書は、北朝鮮が現体制(金正日独裁政権)を維持し続けることを大前提に、核施設の廃棄と見返りの支援を謳ってある。
参加5カ国が、金正日体制保障を担保に核放棄の見返りに支援をし、日朝、米朝間の関係正常化を目指す。
つまり、当面の支援は合意文書に明記された重油100万トン相当を5カ国で分担するということだが、やがては日本が北朝鮮を背負ってやれというに等しい。
合意文書に明記されているのは「日朝国交正常化のための分科会」であり、拉致問題解決のための分科会ではない。
調査会荒木氏と救う会は、この最重要ポイント「現体制保障」という点で見解が異なったのだ。
金正日体制を5カ国が認め、保障し、支援の約束をした。それが、あの合意文書だ。
北がすでに保有している核についての言及もなく、具体的に踏み込んだ表記がされているのは「支援内容」のみ。
北が約束を履行し、核放棄をするかしないか、だと?するわけないだろう。それは北朝鮮の歴史が証明している。
金正日体制は核を持つことにより、日米中韓露の5カ国の保障を勝ち得たことになる。言わば「核」は、北にとって打ち出の小槌だ。
小生は、あの合意文書に日本は署名すべきではなかったと今でも思っている。即刻破棄すべきだったと。
署名をした時点で、北の敷いたレールに乗せられてしまった。つまり、現体制保障をしてしまった。
現体制のままで拉致被害者奪還があり得ると佐藤が言うのなら、その青写真を見せてくれ。
拉致支援対策支援室は、青写真ではない。
佐藤勝巳は対策本部が設置され、その人事を賞賛しているが、本音の部分は助成金目的ではないのか?と勘ぐってしまうほどの無意味な讃美である。
荒木氏のバルーンプロジェクトの話は、皆さんすでにご存知でしょうが、荒木氏はまさに命懸けで活動されています。
荒木氏の活動内容、視点、発言等々全てに荒木氏の「覚悟」が見て取れる。
それに大いに共感するものであるが、なかなか同じようには出来ない。不甲斐ないとわかっているが出来ることではない。
佐藤勝巳氏の話に、荒木氏のような緊迫感がありますか?現実感がありますか?
全国協議会は北朝鮮と同じ体質だ。
日本政府、拉致支援対策本部が生ぬるい政策を打ち出してきて、各国との連携強化を謳い続けているかぎり、協議会は毎年助成金を振り込んでもらえて維持存続が保障される。
だから協議会はヤメラレナイ。金正日も、独裁政権をヤメラレナイ。
佐藤勝巳氏の妄言のような情勢報告は、また後日に。
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