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去る6月16日、和歌山県海南市で「国民大集会」が行われたことは、みなさんご承知のことと思う。
小生は今回の一連の朝鮮総連の取材のため参加できなかった。
週明けの本日、編集部ではあるサイトの書き込みが話題になっている。
「電脳補完録」のtrycomp さんの記事を下に転載させていただく。
評論 : 和歌山集会 バランスが悪すぎるんじゃないか
投稿者 trycomp 投稿日時 2007-6-17 5:05:38 (439 ヒット)
16日、和歌山県で「国民大集会in和歌山」という集会が開かれた。
国民大集会in和歌山(和歌山・海南集会)
時 平成19年6月16日(土)午後2時から4時 午後1時半開場
登壇予定者 有本明弘さん嘉代子さん夫妻(有本恵子さんの両親)
世耕弘成さん(総理大臣補佐官)
山谷えり子さん(総理大臣補佐官)
中山恭子さん(拉致問題対策本部事務局長 総理大臣補佐官)
佐藤勝巳さん(救う会会長)
西岡 力さん(救う会常任副会長 東京基督教大学教授)
主催 救う会和歌山
共催 和歌山県 和歌山拉致議連
後援 内閣官房拉致問題対策本部
家族会 救う会全国協議会
私が確認した限りでは、テレビニュースで放送されたのは、TBSだけだった。NHKは取材は入っていたようだが、放送はしていない。なぜ放送しないのか。NHKを批判しても仕方ない。バランスが悪いのだろう。自民党の参議院立候補予定者(山谷さんは改選じゃないが)だけが3人揃っていては、バランスが悪すぎる。放送したTBSのニュースでも、写っていたのは有本ご夫妻だけである。なんで、世耕さんがいるんだろう、と思った人は多いのではないだろうか。世耕さんの選挙区は和歌山県である。地元の政治家を呼ぶのであれば、民主党からも呼ぶべきだろう。(議員を呼んだのではなくて、「総理大臣補佐官」を呼んだのだ、ということかもしれないが、それが通用するのは中山さんだけだろう)
佐藤会長は「民間団体である救う会と、県、さらに、拉致対策本部が共催するのは今回の和歌山が初めて。これを和歌山モデルとして全国に広めたい」(ニュース和歌山)という。しかし、拉致対策本部が後援することが、それほど重要なことなんだろうか。誰かの言葉じゃないが、「民間で出来ることは民間で」でいいんじゃないんだろうか。拉致対策本部の役割はいったい何なのか、である。
数日前までは、飯塚繁雄さん、増元照明さんの名前も告知に載っていたが、参加されていないようである。今後、この「和歌山モデル」が広まっていくのだろうか。その目指す所がよくわからない。
「国民大集会」と名付けられているが、しかしこの集会のどこに「国民」がいるんだろうか。
http://nyt.trycomp.com/modules/news/article.php?storyid=6445
和歌山の取材に行ってきた同僚に聞くと、「まさにその通りだ。」と言う。
登壇者の面々を見ていただくとお分かりのように、この集会は「自民党決起集会」と変わらなかったそうだ。
当然、マスコミ発表の1500名の中には、警察関係者も50名いたそうだが、動員された自民党員が多数派だったようだ。
同僚記者が通路で小耳に挟んだ、参加者の会話を紹介しよう。
「4時までって話だったのに、まだ終らない。」
「頼まれたのは4時までだから、もう帰ろう。」
頼まれて来ていた党員だったのだろう。
4時を境にして、次々と席を立って会場を後にする人があったことも、そういうことだったのだろう。
壇上で議員は、拉致とは何ら無関係の「総理官邸の部屋の位置」を講演したそうな。
いったい何のための「国民大集会」だったのか?
拉致に加担したとも言われている朝鮮総連、この移転登記の問題に触れる登壇者も皆無だったそうだ。
翌日に628億円全額返済の訴訟の判決が言い渡されるこのタイミングにあっても、誰も一言も触れなかったようだ。
つまり、穿った見方をすれば、意図的に外した可能性さえ否定できない。
なぜならば、和歌山関係者にはいろんな噂があるように聞く。
当日、関東関西の右翼民族派団体代表が20名ほど集結したそうだ。
彼らはJR海南駅前で署名活動を行い、拉致問題解決への熱い思いを訴えたそうだ。
署名は約200筆。もちろんカンパなど募金は募っていない。
集会のプログラムと、右翼民族派の署名活動、拉致問題への大きな温度差を感じたのは、小生だけではあるまい。
同日、福岡で行われた集会の様子を現地の記者に聞いてみた。
参加者は150名ほどだったが、集会の内容は和歌山とは雲泥の差だったようだ。
「拉致被害者救出」を訴えたのは福岡の集会。
拉致問題を看板にした参議院選のための自民党決起集会は和歌山。
和歌山国民大集会に参加・登壇予定だった増元照明夫妻は、救う会三重、救う会奈良の署名会場に駆けつけたそうである。
増元夫妻の登場で関係者は驚いたようだが、通常よりもはるかに多くの署名が集まったらしい。
三重、奈良の話を聞き、胸が熱くなった。これが、真の意味での「拉致被害者救出活動」の原点ではないかと思う。
地方の救う会幹事よ。今一度立ち止まって考えてくれないか。
君たちの活動の原点、動力、目的はいったい何なのか?
拉致被害者の救出と、被害者家族の支援ではないのか?
全国協議会存続のために、佐藤勝巳の言うように今後「和歌山モデル」と銘打って、地元の議員と協賛で「大集会」を開くことなのか?
その集会の運営から家族会を外し、集会参加者にいったい何を訴えていくと言うのか?
全国協議会が「和歌山モデルで独自の展開をしていく」、集会の候補地に名乗りを上げる次の幹事は、ひょっとして熊本か?
佐藤、西岡、平田(今回は毛ジラミの姿は見えなかったそうだ)よ。国民の「救出への熱い思い」に火をつけるのが、支援団体の役割ではないのか。
一度くらい先頭にたって署名運動に出てはどうか?そのときは毛ジラミも一緒に。
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