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河原の明け方、はく意気が白い、とても濡れる気になれない、たき火の傍から誰も離れようとしない、 誰か一人、気を取り直し準備を始めるとひとり、二人と動き出すが、何人かはたき火から離れない、先行隊が釣れたら始めようとの魂胆、 やがてたき火のマキがなくなると仕方なく準備をして川の中に、 タイツは防水で水は入ってこないが、仕掛けを出し友アユをセットする時の水は冷たい、いよいよ鮎釣りの終わりの季節を肌身で感じる、時々かかる鮎も婚姻色の錆びた色になってる、
今年一年の鮎釣りを振り返りながら今回が最後の釣行にしようと心にきめる、帰りに地元の漁師から昨夜網入れでとった鮎を頂戴してクーラーに一杯の鮎を持ち帰り、小分けして真空パックして冷凍庫へ、釣り道具を洗い竿にはワックスをかけ、今年の鮎釣りは終わりとします。
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